
振袖には厄除けの効果があります。
現在、振袖と言えば若い女性の着物ですが、かつては子供にも振袖を着せていた時代があり ました。
これは長い袖を振る仕草が「魔を祓う」「厄除け」になると思われていたためです。
子供が病気や厄にとりつかれないようにという願いを込めて、振袖を着せていたのです。
振袖は厄除けアイテムでもあるのです。
成人の日は「大人になったことを自覚し、自ら生き抜こうとする青年を祝い励ます」日。
新成人の方は誇りを持って、周囲の人は祝福の気持ちを持って、素敵な一日にしたいものです。
また袖を振る仕草は厄払いや清めの儀式に通じるため、結婚式や成人式に振袖を着ることは
「人生の門出において身を清める」という意味合いもあります。